足のアーチの落ち込みで腰痛になります!
皆さんおはようございます!!
尼崎市南武庫之荘で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。
本日は「足のアーチの落ち込みで腰痛になります!」についてです。
本日は症例報告です。
32歳女性。
1ヶ月前より腰痛…
1週間前に整形外科で腰のレントゲンを撮りましたが、所見なし。
その後接骨院でマッサージをしていましたが改善なく逆に痛みが増しましたと…
私はいつも足から確認します。
顕著に内側のアーチが落ち込んでいました。
つまり、扁平足ですね。
痛みはありませんが、軽度母趾も外反を引き起こしてていました。
今回は足内側の落ち込みをフォーカスしました。
筋膜を考えてみるとわかりやすいと思います。
私達の身体は二重ラセン構造になっています。
特に足裏は前脛骨筋と長腓骨筋がともに足部のアーチの下でループして繋がっています。
前脛骨筋は内側縦アーチの弱い部分を引き上げ、長腓骨筋は外側アーチの要である立方骨を支えています。
これらの筋がバランスを保ち、横アーチが落ちないようにしています。
前脛骨筋と長腓骨筋は相互に関連しています。
足内側が落ち込んでいるので、前脛骨筋は弛緩状態で長腓骨筋は短縮していると考えられます。
さらにスパイラルラインを考えると足裏から骨盤まで繋がっています。
すなわち足裏が落ち込むと上前腸骨棘が足に近づくことで骨盤前傾、腰痛前弯が増強し、腰痛を引き起こしていると考えられました。
私は足の外側ライン。
5趾から腓骨頭をゆるめました。
短縮した長腓骨筋のラインをゆるめました。
まず4趾のつけねをゆるめてくださいね。
アーチが崩れると腰にも負担がかかりますよ。